level.380【AI検証vol.1】AI行動の基本『作戦』
こんにちは、青い月です。
今回はズバリ【AI行動】です。
マスターズGPが正式オープンして、日々対人戦に精を出していらっしゃる方も多いと思います。
DQMSLではマスターズGP以前から、対人戦での【AI行動】というのは重要視されてきました。
その最たる例が【置きザオリク】という【AI行動】の特性を生かした作戦です。
【置きザオリク】については次回以降に取り上げていくとして、、
今回はその基本となる【作戦設定】について、検証考察していきたいと思います。
基本がわからなければ、応用も出来ないですからね(^-^)
今回の内容といたしましては、初級中級レベルの方向けとなっております。
あらかじめご了承下さい。
◼4つの作戦設定
主に闘技場でのパーティーを組む際、【作戦】を設定する事が出来ます。
(クエストでも出来ます)
パーティーの画面から右上の丸いボタンを押すことにより設定出来ます。
個別に設定する事も出来ますし、まとめて設定する事も出来ます。
選べる作戦は4つです。
- みんながんばれ
- ガンガンいこうぜ
- いのちだいじに
- とくぎつかうな
それぞれ設定した作戦の内容により、【AI行動】に反映されます。
意外と知らない方もいらっしゃると思いますので、それぞれの特性を確認のために見ていきたいと思います。
【とくぎつかうな】
これは説明は不要ですよね。
【とくぎつかうな】に作戦を設定すると、AIはとくぎを使わなくなります。
勘違いしてはいけないのが「とくぎ禁止」ではないので、もちろん手動(コマンド入力)ではちゃんととくぎを使う事が出来ます。
【ガンガンいこうぜ】
これも説明不要なほどですね。
なぜならなにも作戦設定していなければ、デフォルトの作戦がこの【ガンガンいこうぜ】だからです。
とにかくMP消費を気にせずにとくぎを使ってしまいますので、長丁場のクエストなどには適していません。
もちろん回復や補助とくぎを使う事もあ
りませんので注意が必要です。
【いのちだいじに】
これは回復優先でとくぎ選択します。
回復役を【いのちだいじに】に設定しておくと、少しHPが削られただけで回復とくぎを使用します。
もちろん落とされた仲間がいる場合は蘇生優先でとくぎを使います。
蘇生>HP回復
複数体落とされた状況での場合は、どのモンスターを優先的に蘇生するのかは先人の有志により、第一に【ランク順優先】、次に【素早さの早い順優先】だという事がわかっています。
【みんながんばれ】
これが今回の一番の課題です。
皆さんご存知のように、非常に曖昧な【作戦】だと思います。
回復や蘇生もするけど、攻撃とくぎ、補助とくぎも出します。
回復役を【みんながんばれ】に設定した事のある方は、こんな経験ありませんか?
「仲間のHPが減ったのに、回復してくれず通常攻撃した…」
長くやっている方なら一度は経験した事のある、「あるある」ですよね(^-^;
ここで簡単な検証画像を用意しました。
【みんながんばれ】は、一体どの程度HPが削られたら回復(ベホマラー)をするのか??
下記のパーティーで見てみます。
スライムパーティーです。
右の2体の作戦を【みんながんばれ】にして回復とくぎの使用状況を見ます。
【検証の対象】
- メタルカイザー HP257
- ダイヤモンドスライム HP240
※どちらもリーダースキル込み
※検証場所はリーグバトル(練習バトル)
【回復しなかった例】
- メタルカイザー 残りHP128(約49.8%)
- ダイスラ 残りHP103(約42.9%)
HP50%以上削られている仲間がいても回復しないスライムファミリー。
攻撃とくぎの「スライムシャワー」を出しました。
同じくウルスラも回復してくれず、通常攻撃。
【回復(ベホマラー)した例】
これはベホマラーする直前の画像です。
↓からの
「ベホマラー!」
ベホマラー直前の状況を見ると、、
- メタルカイザー 残りHP144(約56%)
- ダイスラ 残りHP95(約39.5%)
これはなかなかいい感じの数値が取れました。
カイザーだけ見るとベホマラーしなかったほうが残りHPが低いですが、ダイスラは残りHP約43%の時はベホマラーされず、残りHP約39.5%の時はベホマラーされました。
私の検証した状況下では何度か試したのですが、結果は同じでした。
以上の事から私が仮説するに、回復役を【作戦:みんながんばれ】に設定すると、仲間のいずれか1体以上が残りHP約40%未満になると回復とくぎを使う。それ以外は通常攻撃、攻撃とくぎ、補助とくぎをする。
となります。
ただし、これはあくまでも仮説です。
検証にはかなりの数の統計が必要なので、まだまだ時間はかかります。
(今後も統計取っていきます)
蘇生(ザオリクなど)は体感ではほぼ99%します。
(蘇生出来る状況の場合、しなかった試しはありません。しかしこれももしかしたら蘇生しない例があるかもしれませんのでここでの「100%蘇生する」との断言は控えます。)
ちなみに前述した通り【通常攻撃】のみならず、【攻撃とくぎ】【補助とくぎ】も普通に使用します。
以上が【みんながんばれ】の作戦の特徴です。
◼まとめ
今回は4つの作戦の特徴をごく簡単に見ていきました。
各作戦の中で【とくぎつかうな】は主にクエスト以外の使い道はないでしょう。
その他3つの作戦は、とりわけマスターズGPなどでは設定しておくと試合展開を有利に進められる大事な要素です。
「絶対」というのはないのですが、おおまかな適正は、、
【ガンガンいこうぜ】はアタッカーに設定。
【いのちだいじに】はヒーラーに設定。
【みんながんばれ】はヒーラー、サブヒーラー、補助役などに設定。
作戦の特徴を知ってて設定するのと、知らずに設定するのでは大きな差が生まれます。
もし【AIを操る】事が出来たら…
ロマンありますよね(^-^)
以後、【AI行動シリーズ】として少しずつですが【AI行動】解明に向けて不定期連載していきたいと思います。
今回はその入り口(基本)となる【作戦】について検証考察していきました。
ちなみに以前行った【AI行動】の検証記事も貼っておきます。
level.299【検証・亡者の執念・AI行動】消費MPとAI行動の関係(なぜエスタークは帝王の一閃を撃ってくるのか) - 適当にDQMSL
それでは今回はこれで失礼します。