level.491【検証】チャレンジカップにおける『天使のうたごえ』対策
こんにちは、青い月です。
第30回チャレンジカップの実戦において、3日間検証してきました『天使のうたごえ』vs『アンカーナックル』。
その検証結果を報告します。
結果報告の前に、この検証の結果は有用性が低いです(^-^;
私の無知から始まる興味本位が原因でこのような検証を行いました事を、まず始めに述べさせて頂きます。
その旨、ご了承下さい。
それと今回は駄文がダラダラと長いです。
結果のみ知りたい方は、最後の『まとめ』の部分まで飛ばしちゃって下さい。
一応、プロセスも大事なのですべて読んで下されば幸いです。
その他、誤字脱字も多いかもしれません。
なかなか文章力も低くて意味が伝わらないかもしれません。
伝わらないという事は、受けとる側の問題ではなく、伝える側の責任・問題です。
最初に謝っておきます(笑)
すいませんm(_ _)m
◼経緯
チャレンジカップにて、【亡者の執念】発動した凶スカルゴンが『天使のうたごえ』を唱えるという事象は有名です。
これに王者を阻まれたプレイヤーさんも多い事でしょう。
私もそうです。
前提条件として、AIである相手(敵)の凶スカルゴンが『天使のうたごえ』を使用するためには、相手のプレイヤーさんが【作戦設定】をしておく必要があります。
つまり相手の凶スカルゴンが『天使のうたごえ』を唱える=相手のプレイヤーさんは【作戦設定】をしている。という事になります。
『いのちだいじに』に設定すれば有事の際、AIは回復蘇生を行ってくれます。
【マスターズGP】ではこの法則を利用した『置きザオリク』なんかも有名な戦法ですよね。
この【とくぎ・作戦設定】がAI行動に反映されるのがチャレンジカップであり、ランキングバトルでは反映されません。
逆を言うと、【とくぎ・作戦設定】していないプレイヤーさんの凶スカルゴンは『天使のうたごえ』を持っていたとしても、実際に使用してくることはまずありません。
余談ですが、よく言われる説(迷信)で、プレイヤーレベルの高いガチ勢さんほど【とくぎ・作戦設定】をしていない説。
確かにこれまでの経験上、そのように感じます(^-^;
本日チャレンジカップでお手合わせさせて頂きました初代最強マスターさんも【作戦設定】はされていませんでした。
ちなみに私もいつもチャレンジカップは【作戦設定】していません。
私の場合はただたんに面倒だからです(^-^;
本題に戻りますと、そんな凶スカルゴンの『天使のうたごえ』を対処する方法はあるのか?
(凶スカルゴンを選ばなければいいのです笑)
そんな素朴な疑問から、今回のくだらない検証は始まりました。
◼亡者と天使とアンカーナックル
『天使のうたごえで蘇ったモンスターにアンカーナックルを撃てる』
すべてはこの言葉から始まりました。
「それじゃあ、検証確認だ!」
当初は簡単に考えていましたが、実戦(チャレンジカップ)での検証は茨の道でした(^-^;
まずはとくぎや特性の事をしっかり理解しておかなくてはなりません。
『天使のうたごえ』
『アンカーナックル』
【亡者の執念】
この中でも、特に気になるところは亡者の執念の【ラウンドの最後に行動する…】というところでした。
つまり【亡者の執念】が発動する=ラウンドの最後に行動する。という事です。
故に【亡者】+『天使のうたごえ』=ラウンドの最後に『天使のうたごえ』という事になります。
いわずもがな『アンカーナックル』にも【ラウンドの最後に行動…】と明記されています。
「どっちなんだー!?」
『アンカーナックル』なのか?
『天使のうたごえ』なのか?
最後に行動するのはどっちなのでしょう。
それによって検証結果はだいぶ変わってきます。
ちなみにご存知の通り、強制的に『ラウンドの最後に行動する』というとくぎは他にも沢山あります。
『しょうげきは』
『ウルトラスタンプ』
『しっぽ爆弾』
その他もろもろ、、結構ありますがここでは割愛します。
これらのとくぎの行動順はそのとくぎを使うモンスターの【素早さ】によって決まるというのは有名です。
つまり『ラウンド最後に行動するとくぎ』は、そのとくぎを使用するモンスターの【素早さ】が遅いほど、最後に行動するというわけです。
さらには‘’特性で強制的にラウンドの最後に行動する‘’という【こうどうおそい】というのもあります。
これも結果から言ってしまうと『ラウンド最後に行動するとくぎ』より遅く行動する事は出来ません。
これは先人の有志たちによる検証でわかっています。
『ラウンドの最後に行動するとくぎ』>『こうどうおそい(特性)』>通常行動>『ラウンドの最初に行動するとくぎ』となります。
もしかしたら『とくぎ』>【特性】なのかもしれません。
※注意:ここからは妄想と仮説です。ご注意下さい(笑)
もし行動遅い順が『ラウンドの最後に行動するとくぎ』>【ラウンドの最後に行動する特性】ならば…
【亡者の執念】は特性なので、、
『アンカーナックル』>『亡者+
天使のうたごえ』>通常行動>『先制とくぎ』となります(※検証前の仮説)
もっと極端な例を上げると、もしも【行動おそい】の特性が発動したモンスターが『神速の一閃』を使えたら(笑)
仮説が正ければラウンドの最初に先制で『神速の一閃』を撃つ事でしょう(^-^;
こんなくだらない事に、本気で妄想して考えていました(^-^;
くだらない仮説はさておき、ある程度理解したところで百聞は一見にしかず、実戦にて試していきます。
◼実戦検証方法
①任意のモンスターに『アンカーナックル』を撃つ。
②AIで【作戦設定:ガンガンいこうぜ】で『アンカーナックル』を撃つ。
上記の2通りで検証していきます。
②の検証が必要な理由は、実際に『天使のうたごえ』でどのモンスターを蘇生されるのかわかりづらい場合に有用だからです。
『置きザオリク』で蘇生されるモンスターの優先度は以前の記事で紹介しています。
気になる方はお手数ですが下記の記事をお読み下さい。
level.383【AI検証vol.2】置きザオリクとその効果 - 適当にDQMSL
◼実戦検証①
舞台はもちろんチャレンジカップです。
あらかじめ断っておきますと、この検証はなかなかうまくいきませんでしたm(_ _)m
どうしても相手の方あっての検証となりますので、限られた戦いの中で条件がすべて揃う事は難しいです。
つまりは相手のプレイヤーさんが【作戦設定】をしてなければ、どんなにうまくいっても『アンカーナックル』vs『天使のうたごえ』は成立しません。
しかしそれよりもっと大事な事は、前述した通り『最後に行動するとくぎ』vs【最後に行動する特性】です。
特性【こうどうおそい】同様に、【亡者の執念】の行動順も『アンカーナックル』より遅く行動出来ないのか?というところです。
なぜなら【亡者+天使のうたごえ】も【亡者の執念】の効果である『ラウンド最後に行動…』という特性に依存した結果、ラウンドの最後に『天使のうたごえ』を唱えるからです。
『天使のうたごえ』自体には、ラウンドの最後に行動する旨の効果はありません。
【亡者の執念】が発動して、初めてラウンドの最後に『天使のうたごえ』を使用するのです。
というわけで、相手の凶スカルゴンに【亡者の執念】が発動したところからです。
互いの凶スカルゴンの【素早さ】は、リーダースキルの恩恵もあるのでおそらく私の凶スカルゴンのほうが素早さの数値が高いと思います。
私の凶スカルゴンのコマンドは、アギロゴスに『アンカーナックル』を入れています。
ここで相手の凶スカルゴン(亡者発動中)が先に行動(通常攻撃)しました!
最後に当方の凶スカルゴンがコマンド通りアギロコスに『アンカーナックル』を撃ちました。
つまりこれはどういう事かと申しますと、【亡者の執念】と『アンカーナックル』では、『アンカーナックル』のほうが遅く行動するという事です。
特性【こうどうおそい】同様に、特性【亡者の執念】は、とくぎ『アンカーナックル』より遅く行動出来ないという事です。
もし『天使のうたごえ』を使用されていたのなら、『アンカーナックル』の前に使用していた事になります。
もう一例見ていきます。
今度は双方の凶スカルゴンに【亡者の執念】が発動した場面です。
当方の凶スカルゴンのコマンドは変わらずに『アンカーナックル』を選択しています。
仮説が確かなら、相手の凶スカルゴンが先に行動するはずです。
予想通り相手の凶スカルゴンが先に行動しました。
もし相手の凶スカルゴンが『天使のうたごえ』を唱えるなら、このタイミングで使用するという事です。
そしてピサロを蘇生することでしょう。
最後に『アンカーナックル』
◼検証①の結論
あらかじめ『天使のうたごえ』を想定して、蘇るモンスターに向けて『アンカーナックル』をコマンド選択しておけば、『天使のうたごえ』で蘇生したモンスターを『アンカーナックル』で倒せる。
という結論を出します。
問題は、蘇生されるモンスターを予想してピンポイントで『アンカーナックル』を当てないと意味がないというところです(^-^;
ピサロのように飛び抜けて素早いモンスターならまだしも、その他のモンスターでははなかなか予想するのは難しいですね。
そこで登場するのが、AIによる行動です。
◼実戦検証②
しっかりコマンド選択しておけば、『天使のうたごえ』で蘇生したモンスターを『アンカーナックル』で倒せる事が理論的にわかりました。
ではAI行動で『アンカーナックル』を撃つ時はどうでしょうか。
あらかじめ【とくぎ・作戦設定】をしておきます。
凶スカルゴンのみ個別に設定しました。
【作戦設定】は『ガンガンいこうぜ』
【とくぎ設定】は『アンカーナックル』
これでセットはバッチリです(^-^)
舞台はもちろんチャレンジカップです。
相手のパーティーを殲滅した場面からです。
すでに相手の凶スカルゴンには【亡者の執念】が発動しています。
当方の凶スカルゴンがAI『ガンガン』にセットされている事がわかると思います。
凶スカルゴンだけ残りました。
検証①の場合は、このあと相手の凶スカルゴンが行動し→当方の凶スカルゴンが『アンカーナックル』を撃つ。という流れでしたが、こちらはどうでしょうか。
なんと当方の凶スカルゴンが先に動きました。AIは『アンカーナックル』ではなく『通常攻撃』を選択したのです。
そして、、
最後に『天使のうたごえ』
ピサロが蘇生しました。
という事で結論から申しますと、【とくぎ・作戦設定】で『アンカーナックル』をセットしても【AI】では『天使のうたごえ』に対処出来ない。
という事がわかりました。
そもそも【亡者の執念】発動中のモンスターに向けて【AI】は『アンカーナックル』どころか通常攻撃を選択しました(^-^;
なぜ通常攻撃を選択したのかは【AI】の特性なので、ここでは割愛しますが、よくよく考えてみればこの結果には納得出来ます。
◼まとめ
まず、長い駄文をここまで読んで頂き誠にありがとうございました!
今回は『天使のうたごえ』対策と銘打って、チャレンジカップにおいて『天使のうたごえ』に『アンカーナックル』で対処出来るのか?という事を検証してきました。
すべての結論を申し上げます。
結論としましては、【AI】では『天使のうたごえ』は対処出来ませんが、しっかりコマンドでとくぎ『アンカーナックル』を選択すれば『天使のうたごえ』は対処出来る!となりました。
長かったですね(^-^;
ラウンドの最後に行動するとくぎというのは『アンカーナックル』以外にも沢山ありますが、今回は『アンカーナックル』に絞って検証しました。
『アンカーナックル』以外の『ラウンド最後に行動…』だと火力的にイマイチだと思います。
思い浮かぶ中で対処出来るとすれば、以前にも述べたように新生ネルゲル(ゴリラタイプ)の『超流星群』やバランの『ドルオーラ』なんかも良さそうですが、両方ともSSモンスターなのでウェイト的には重いです。
その点、凶スカルゴンはウェイト8で強力な『アンカーナックル』が撃てるところが強みです。
もうひとつ、、
『ラウンドの最後に行動するとくぎ』と【ラウンドの最後に行動する特性】は、『ラウンドの最後に行動するとくぎ』のほうがより遅く行動出来るという仮説ですが、今回検証した限りでは仮説の通りの結果になりました。
これを踏まえて行動順をまとめると、、
【1】ラウンドの最初に行動する補助とくぎ(ダメージバリア、マインドバリアなど)
↓ ↓
【2】ラウンドの最初に行動するとくぎ(神速の一閃、疾風連擊など)
↓ ↓
【3】ラウンドの最初に行動する特性(こうどうはやい)
↓ ↓
【4】通常とくぎ、通常攻撃
↓ ↓
【5】ラウンドの最後に行動する特性(亡者の執念、勝利への執念など)
↓ ↓
【6】ラウンドの最後に行動するとくぎ(しょうげきは、ウルトラスタンプ、アンカーナックルなど)
という事になります。
さて、最後にもう一度言わせて下さい。
今回の検証はあくまでもチャレンジカップでの話ですので、あまり有用的ではないのかもしれません。
なぜなら「対戦相手に凶スカルゴンを選ばなければいいじゃん」と言われてしまえばそれまでだからです(笑)
確かにその通りだと思います。
正論すぎて反論の余地もありません(^-^;
チャレンジカップでは、凶スカルゴン入りパーティーというのは避けれるものなら避けたほうがいいです!
今回は私の興味・趣味です(笑)
もしかしたらなにかに役に立つ可能性もなきにしもあらずなので、大目に見て下さいm(_ _)m
それでは失礼いたしますm(_ _)m