level.28 【初心者向け】デコイ講座
こんにちは、青い月です。
第84回ランキングバトルではなんとか覇者を取る事が出来ました。
これは素直にうれしいです!
今回は、予告通りデコイパーティーについて考察していきたいと思います。
内容につきましては初心者~中級者向けとなっています。
ですが、上級者の方でもまだデコイパーティーを使用した事のない方や、デコイパーティーについて少しでも知りたい方には多少なりとも読める内容となっています。
当方はデコイパについて否定的なご意見をお持ちの方がいらっしゃる事も理解しています。
その点につきましてはご了承下さい。
そもそもデコイパーティーとは
デコイ=囮(おとり)、おびきよせる
デコイパーティーとはその名の通り、囮を使ったパーティーの事です。
DQMSLでは、デコイというと特性に【亡者の執念】を持っているモンスターの事を指すのが一般的です。
亡者の執念
亡者の執念とは、特定のモンスターが持っている特性です。
要するに、亡者の執念は確率で発動する。(発動率は実際に検証した先人の有志たちによれば、どの方々も七割程度という結果が出ています)
亡者の執念が発動すれば、そのターンは生き残り、さらに攻撃まで出来ます。
死なないとかゾンビですね。
亡者の執念を特性に持つモンスター
2016年11月現在、亡者の執念の特性を持っているモンスターは6体です。
みんな見た目ゾンビですね。
デコイパのはじまり
デコイパが本領を発揮するのは、闘技場リーグです。
最初にデコイパを考えた方はわかりませんが、デコイパを世に広めたのは【パチェコ】さんという方です。
パチェコさんは当時、確か魔獣系+10%upというランキングバトルにて、一切魔獣系を使わずに虹色称号を取るという動画をYouTubeにUPしました。
素早さも遅く、レベルも30そこそこの亡者の執念持ちモンスターを入れたパーティーで、☆4揃いの素早い魔獣パーティーを倒すという、それは本当に衝撃の内容でした。
それがデコイパだったのです。
それを見たYouTubeの実況者さんたちも衝撃を受けて、デコイパを真似た動画をUPし、一気にデコイパは広まりました。
そして現在も多くの方が亡者の執念の特性を生かしたパーティーを使用しています。
実際の動き方
それでは実際にデコイパはどのような動きになるのか、私が第84回ランキングバトル最終戦で使用したデコイパの動きを見て下さい。
まずはパーティーの紹介から、
バハムート
リーダースキルは最大MP+20%upです。
ドメディのMPを上げることにより、マダンテの威力を上げるためリーダーにしました。
ドメディ
マダンテ
ブオーン
がんせき落とし
ハーゴンのきしレベル29
デコイ役です。
凶スカルゴンレベル34
デコイ役です。
それではデコイパの様子を見て頂きます。
対戦相手はこのパーティーです。
ご覧の通り、こちらのパーティーより遥かに素早く、まったく攻撃出来ずに負けそうです。
まずこちらのバハムートが動きました。
って、これは謎です。
(「なんでお前が動くんだ!?」あるあるです。
通常なら速度的には向こうのヴェーラかフライヤーが最初に動きますよね(^-^;)
そのあとは向こうのモンスターが順番に動き始め、すぐにハーゴンのきしが倒されます。
しかしここでハーゴンのきしに【亡者の執念】が発動します。
HP0のまま、生き返ったのです。
このラウンドが終了するまでは死にません。
ハーゴンのきしのアイコンの左下に、青いドクロのマークが付きました。
これが亡者の執念発動のしるしです。
すると相手の攻撃はハーゴンのきしに集まります。
「これでもか!これでもか!」とHP0のハーゴンのきしを倒そうと攻撃してきます。
相手のドメディもマダンテ(全体攻撃)を撃たずに、ディバインスペル(単体ランダム攻撃)でハーゴンのきしを攻撃してきます。
相手のモンスターが全員攻撃し終わると、あとはこちらの番です。
ブオーンががんせき落としを。
ドメディがマダンテを撃って、無事に相手を壊滅させました。
相手のモンスターが全員攻撃してきたとは思えないほどに、囮となったハーゴンのきし以外はHPが残ってます。
これが典型的なデコイパの一連の動きです。
ではなぜ相手のモンスターはハーゴンのきしだけを攻撃してきたのか?
その答えは…次で!
闘技場AIの特性
闘技場では、相手のモンスターはAIによって動きますよね。
そのAIには様々な特性があり、その1つに【あと一撃で倒せそうなモンスターがいる場合、単体攻撃を選択する】という特性があります。
※AIも様々な状況下で選択するので必ずしもそうとは限らないが、これは色んな攻略サイトなどで検証された事実です。
そのため一度倒され、亡者の執念で蘇ったHP0のハーゴンのきしを、AIは単体攻撃で倒そうとするのです。
そして、私がハーゴンのきしと凶スカルゴンを低レベルで使用したのも、始めからHPを低く設定したかったからです。
- ハーゴンのきしレベル29、HP79
- 凶スカルゴンレベル34、HP161
あと一撃で倒される程度のHPになってます。
その理由はおわかりの通り、AIの特性を利用して、どちらかに単体攻撃を集めるためです。
どちらかに単体攻撃がくれば、バハムート、ドメディ、ブオーンは無傷で済みます。
なおかつどちらかが倒されても亡者の執念が発動し、蘇れば、さらに単体攻撃を集めます。
これが闘技場AIの特性です。
デコイパとは
デコイパとは、特定のモンスターの【亡者の執念という特性】と、【闘技場AIの特性】を利用した戦術を用いるパーティーの事です。
駄文で申し訳ないのですが、これで少しでも理解なさっていただけたら幸いです。
まとめと現状
デコイパについては、以上になります。
駄文でわかりにくい部分もあるでしょうが、再度お詫び申し上げます。
いかんせん文章は苦手でして…(^-^;
しかし、ここで一つ疑問が湧いてくるでしょう。
「亡者の執念発動しなければどうなるのか?」
答えは簡単です。壊滅するのはこちらでしょう(笑)
亡者の執念の発動率は先にも述べた通り約7割です。
10回に3回は発動しない計算となります。
有志による検証結果では、亡者の執念2体いる場合、そのどちらかは93%の確率で発動するらしいです。
亡者3体の場合は100回検証したら100回ともいずれかは発動したらしいです。
ただしこれは確率の話ですので、1体だろうが3体だろうが発動するときは発動しますし、発動しないときは発動しません。
ですので、前回の記事で闘技場最終戦にデコイパで勝ったときに私は「運です」と書いたのです。
さらに現在はデコイを低レベルで使用しなかったり(低レベルには攻撃力が弱いなどリスクがありますので)、1体だけ入れたりと、色んな形に応用されてます。
無課金でも覇者が取れるなんて言う方もいらっしゃいますし、これはあながち嘘ではないです。
終わったばかりの第84回ランキングバトルでも多数の方が亡者の執念持ちモンスターをうまく利用されていました。
(その代表格はなんといってもハーゴンのきし!)
私個人は典型的なデコイパも、応用されたデコイも色々試してみたほうが面白いと思いますし、やってみてまた気付く事もありますし、闘技場における幅は確実に広がると思います。
それが覇者へと一歩近くならば、いいのではないかと思います。
それでは今回はここら辺で失礼します。
なお、「亡者発動しねーじゃねーか!」等のクレームは受付ません(笑)
そこは運ですよ(^-^)