level.161【検証考察】ピオリムの効率的な使用法
こんにちは、青い月です。
今回のテーマは【ピオリム】です。
今、ピオリムを検証考察するという事は、必然的に初級者さん向けの内容となりますが、中級者、上級者の方々も今一度確認のためにご覧になって下さってもいいと思います。
ピオリムというのは、本家ドラゴンクエストにも登場するパーティー全体の【素早さ】を上昇させる呪文です。
最大2段階まで素早さを上昇させる事が出来ます。
ピオリムをかけると上記の画像のように、【羽に青↑に1】という状態を表すマークが表示されます。
これは【素早さが1段階UP】したとう事を表しています。
つまり2段階UPしている場合は、状態マークも【羽に青↑に2】となるわけです。
ピオリムは、中級者や上級者には様々な場面で当たり前のように常套手段として用いられる補助呪文ですが、いかんせん数値には現れないので効果が直接的にわかりにくいです。
ですので、そこらへんの重要性や、どのようにすれば効率的に使用していけるのかを考察していきたいと思います。
再度申し上げますが、内容は初級者さん向けとなります事をご了承下さいmm
ピオリムの効果
最初に述べたように、ピオリムというのは味方全体の【素早さ】を1段階UPする呪文です。
先人の有志の方々の検証により、素早さ1段階UPというのは【約1.5倍】、素早さ2段階UPというのは【約2倍】だという事がわかっています。
ピオリムというのはその性質上、検証でははっきりとした数値はわからないようです。
そのため「約」という表現を使いました。
単純に考えて「素早さ100」のモンスターにピオリムを1回かけると「素早さ約150」、2回かけると「素早さ約200」になるという事です。
ピオリムの重要性
ピオリムの利点とは、単に「素早さを上げるだけ」と思われがちですが、その他にも攻撃の命中率が上がり、回避率も上がります。
なおかつ「素早さ」が上がった事により、次ターンから敵より早く行動出来る確率が上がります。
敵より早く行動出来るようになるという事は、「連携」が繋がる可能性があるという事です。
「連携」の最大は5連携で、与ダメージが1.5倍上がります。
敵より早く行動出来るという事は、攻撃面以外でも様々な事に有利に働きます。
命中率を上げて、回避率も上げて、連携で与ダメージまで増やす可能性が上がるピオリム。
重要性はもうおわかりだと思います。
特に長期戦となる高難易度のクエストなどではピオリムを使用するとしないではトータル的にかなりの差が出てきます。
それを経験で知っているので、中級者や上級者の方々はピオリムを多用するのです。
ピオリムを効率的に使用するには
それではどのように使用していけばピオリムを効率的に使用していけるのでしょうか。
それにはピオリムの効果がどの程度継続するのかを知る必要がありますね。
というわけで、検証してきました。
クエストは現在開催中の3周年記念クエスト【キングスライムの丘】で試しました。
なんせスタミナ1なので(笑)
【1】まずはピオリム1段階かけてみて、効果が切れるまでのターン数を見ていきます。
1ターン目にピオリム。
あとは防御し続けます。
そのまま2、3ターンも引き続き防御します。
3ターン終了時点では、まだピオリムの効果は継続しています。
そして4ターンの行動開始時
ピオリムの効果が消えました。
4ターンの行動開始時、次々とピオリムの効果が無くなっていきます。
しかし、4ターン終了してもリーダーのホイミンとバザックスのピオリムは効果が維持されています。
そして結局、5ターン終了してもバザックスのピオリムだけは効果が残り、6ターンの行動開始時に効果が無くなりました。
上記のことからわかる事は、効果の継続ターン数はランダムだという事です。
1ターン目にピオリムをかけると最速で4ターン行動開始時には効果が無くなりますので、ピオリムの効果を維持し続けるには効果が切れる4ターン行動開始の前、つまり3ターン目にもう一度ピオリムをかける必要があります。
【ピオリムの効果を継続するには】
①ピオリムの効果を継続するには1ターン→3ターン→5ターン→7ターンと1ターンおきにピオリムをかける必要があるという事です。
【2】ピオリムを2段階かけるとき、パーティーに1体しかピオリム役がいない場合を見ていきます。
パーティーに1体しかピオリム役がいない場合、2段階ピオリムをかけたい場合は、1ターン目と2ターン目にピオリムをかけるしかありません。
すでに1ターン目にピオリムを1段階かけた状態で、2ターン目にピオリム2段階目をかけていきます。
これでピオリムは2段階上がった状態になりました。
【1】とは違い、4ターン終了してもまだピオリムの効果は継続しています。
5ターン目行動開始時にピオリムの効果が無くなってきました。
上記の画像からわかる事は、ピオリムの効果が切れる時は、1段階ずつ効果が切れていくのではなく、2段階一気に効果が切れるという事。
つまり2ターン目にかけたピオリムから1ターンおきにピオリム1回使用すれば、2段階UPの状態を維持しつづけられるという事です。
②1ターン目→2ターン目→4ターン目→6ターン目→8ターン目…
これで常にピオリム2段階UPの効果を維持出来ます。
「ピオリムの効果が切れるときは2段階一気に切れる」ということを①に照らしてみると、実は①も3ターン目以降はピオリム2段階UPの状態をずっと維持し続けているという事がわかります。
①1ターン目ピオリム→3ターン目ピオリム(この時点でピオリム2段階UP)→以降ピオリム2段階UP維持→5ターン目ピオリム→7ターン目ピオリム…
【3】最後に1ターン目にピオリム2回かける方法はいかがなのでしょうか。
これは検証するまでもなく、上記の検証を当てはめていけば自ずと答えは見えてきますね。
③1ターン目ピオリム2回→3ターン目ピオリム→5ターン目ピオリム→7ターン目ピオリム…
これでピオリム2段階UPの状態が維持出来ます。
まとめ
①、②、③共にピオリム2段階UPを維持出来る事がわかりました。
①②③の違いといえば、
①はピオリム2段階UPの状態になるのが3ターン目。
②はピオリム2段階UPの状態になるのが2ターン目。
③はピオリム2段階UPの状態になるのが1ターン目。
これを踏まえて、クエストクリアのターン数10ターンの場合と20ターン場合では何回ピオリムを使用すれば2段階UPを維持出来るのか比較表にしてみました。
この表からわかる通り、②③は同じピオリムの使用回数となっております。
同じピオリムの使用回数なら、2ターン目から2段階UPの状態になる②よりも、1ターン目から2段階UPの状態に出来る③のほうが効率的な事がわかります。
しかし③はパーティーにピオリム役が2体いなければ成立しません。
①はピオリムの使用回数は少ないですが、最初の1、2ターンは1段階UPの状態というデメリットがあります。
さて、最後です。
①の場合
(1ターン目ピオリム1回→3ターン目ピオリム1回→5ターン目ピオリム1回…)
上記の事から、開始早々から急いでピオリム2段階UPの必要がない長期戦などに向いている方法だと思います。
具体的に思い浮かぶのは、1、2ターン目にバフ(デバフ)などで強化しつつ、3ターン目以降に総攻撃していくような討伐パーティーやウェイト制限、系統縛りのクエストなどには①のこの方法が適しているかもしれません。
②の場合
(1ターン目ピオリム1回→2ターン目ピオリム1回→4ターン目ピオリム1回→6ターン目ピオリム1回…)
メリットはピオリム役が1体でいいという事です。
どうしてもパーティーにピオリム役2体入れられない場合には②であるこちらの方法がいいと思います。
どちらかといえば①よりはガチパーティー向けで、高難易度クエスト向きです。
③の場合
(1ターン目ピオリム2回→3ターン目ピオリム1回→5ターン目ピオリム1回…)
パーティーとMPにも余裕があるのなら、命中率、回避率、連携など考慮して、確実に一番ピオリムを効率的に使用する方法です。
クエスト開始早々ピオリム2段階UP必須の高難易度クエストなどに適しています。
ただし、この方法をするにはピオリム役が最低2体は必用です。
①、②、③共に、結局のところメリットとデメリットを考慮しながら臨機応変に使用していける方法ではあります。
その時のパーティーや状況に応じてうまく使い分けていく事が一番効率がいいのではないでしょうか。
ただし、一度2段階UPの状態にしたのにその効果を切らして、再度かけ直す事が一番効率が悪い事だけは間違いないです。
(私よくやりますが…(笑)
あとがき
よく高難易度クエストで使用されるようなアタッカーや補助モンスターにピオリムが付与されているのを見た事はありませんか?
ドレアム、ネルゲル、ピサロ、ソードイドなど…
とくぎ枠あいていたらとりあえずピオリム付けておけば損はしない。なんて言われています。
実際、各攻略サイトの様々なクエスト攻略法のほとんどに、ピオリムは使用されています。
最近はピオリムの上位互換【ピオリーマ】も登場しましたが、長期戦などのクエストでは、MP消費量などの観点からもまだピオリムのほうが効率的です。
※ピオリーマは現時点では対人戦特化に思えます。
また今回も【初級者さん向け】の内容で、長々と書いてしまいましたが、ここまでご覧頂きありがとうございました。
少しでも伝わってくれて、なにかのヒントにでもなればうれしく思います。
それでは今回はこの辺で失礼します。